in鹿児島2日目 [国内旅行]
2日目
指宿スカイライン経由で、知覧へ。
今回の旅の最大の目的地です。
指宿スカイライン。高い、標高もですが値段も、、、そして車がい・な・い。
たまに見かけるのは、私たちと同じ「わ」の車。すなわち観光客。
しかし、展望スポットからの見晴らしは良好です。当日は桜島は今イチ霞んでいましたが、
錦江湾と桜島の風景は実によかった。
そして知覧。まずは武家屋敷群。
このうち公開されている庭園7軒を見学。うち6軒が枯山水と呼ばれる様式なのですが、
こちらでよく見るタイプとはちょっと違っていて、家の際までが池をイメージした部分で、家が池にせり出した雰囲気になっていて、その向こうに山水画の世界が広がるといった感じです。
このうちの1軒です。
これは志布志や飫肥の武家屋敷の庭園とも共通したところです。
そして、1軒だけが池泉式の庭園で雰囲気がずいぶん異なっていました。場所もほんの少し離れています。
昼食後、特攻会館へ。
戦争を知らない私たちでも、心に響く、青年たちの叫び。
見学客の中にはすすり泣く人もいました。私も映像コーナーで、少しウルルとしてしまいました。
一方、隣のミュージアム。いわゆる歴史民俗博物館なのですが、こちらはガラガラだったのですが、せっかくですので、それに関連業界人としては一応みておかねば。
考古の展示コーナーでは、はぎ取り断面にみられる厚い火山灰堆積におもわず歓声(心の中で)、こちらでもごく薄く姶良火山灰とやらが見られて年代のメルクマールになるのですが、近くはすごいや、と思い、そして弥生土器(一応見なくてはねえ)には台付甕が、こちらのとはちょっと雰囲気は違うのですが、さらに知覧城の遺物の中に瀬戸美濃が、こんなところまでよく来ましたねえ。という感じで中国陶磁に混じって展示中でした。
そのあとは、加世田へ。こちらでも武家屋敷群を見学。知覧のように観光地ではなく、ほんとにただの住宅街の一角で、江戸時代の水路沿いに屋敷群が建ち並んでいます。こちらも長屋門は結構残っていました。石垣とその上の植え込み。整然と並んだ感じは、細部の差異はあるやもしれないけれど、知覧とも、飫肥とも共通していて、南九州の整然とした城下町のたたずまいでした。
最後に枕崎から開聞岳を見ながら海沿いドライブ、としゃれ込んで、
これは長崎鼻から開聞岳をみたところです。夕方の写真です。山頂付近には雨雲っぽいものがかかっていました。
再び鹿児島へ。
夜は、黒豚!!。「黒福多」さんでヒレカツ膳をいただきながら、焼酎で一杯。
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