寒波襲来in東京 その1

　寒波がやってきた成人の日。

　久しぶりに東京へ。

　今回も庭園三昧。

　まずは、池上本門寺。

　ここは日蓮宗のお寺で、東京で最古の五重塔（文化財です）

もあったり、加藤清正がつくったという96段もの石段もあったり、
もちろん境内は広いしね。

　でも、最大の目的はお庭。「松濤園」といいます。
小堀遠州作庭と伝わる、回遊式庭園です。旧本坊の奥庭だそうです。
そして、幕末に勝海舟と西郷隆盛がこの庭のあずまやで江戸城明け渡しに
関する会見を行ったということでも有名です。

　ここは、通常は非公開で1年に1回、9月頃に一般公開をしているようですが、
知らずに行ったら、庭のところには朗峰会館という施設があって、そこにいくと、
池上本門寺クイズラリーをして、全問正解すると、特別に見せてもらえるらしい。
とのことで、池上本門寺をまずは隅から隅まで散策してしまいました（各所に
正解がわかるようになっているのです）
苦難を乗り越え、ようやく見学。

壮観な滝組です。

池は元々はおそらく湧き水があったのでしょう。寺の境内は台地の上、本坊があったところからみると（というか庭から本坊部分を見上げてみるとその起伏を感じられます）
そしてその起伏を十分に使って作られた庭園。上から見ると渓谷って感じなのでしょうね。

　実に落ち着いた時間を過ごすことが出来ました。