現地説明会に行く [考古学]
高橋遺跡という、豊田市にある弥生時代後期を中心とした遺跡の現説が
行われ、休みに日でしたので行ってきました。
高橋遺跡はこれまでにも調査が行われていて竪穴や方形周溝墓が見つかっています。
この地方では、弥生時代後期の遺跡としてよく知られているのですが、
今回は、中期の竪穴住居も出ていました。
一番多かったのは後期の方形周溝墓。23基も確認できています。
後期の中でもこの地方では山中とか寄道とか言われている時期のものが大半。
一番新しいもので欠山の古段階。
これがその時期の高杯。高杯が時期の指標なのです。
そのほか、後期の遺物。
それぞれ、方形周溝墓からの出土品。ここからは小型の壺が多く出土しているようです。
小型の壺は変化の幅が小さく、細かい時期はなかなかわかりにくいんですよねえ。
そして、台地上の遺跡なので表面がぼろぼろなのでした。
群をなして方形周溝墓があるのはなかなか壮観。しかもほかの時期がないので、
結構わかりやすかったです。(現代のかく乱で切られているものはあったけどね)
現場の風景です。
2008-01-21 17:48
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0