湖西で土器探訪 [考古学]
火曜日。K府のTさんとF県のAさんにお誘いを受け、熊野本、正伝寺南の土器を実見してきました。
正伝寺南は既に報告書も刊行されており、そこには多くの東海系高杯があります。それらもですが共伴する地元土器あるいは北陸や丹後の土器なども一緒に拝見。
図ではみていてもやっぱり実物。いろんな情報をくれます。東海系高杯では口縁端部の処理の違い(こちらでみられるような内傾面ではなくまっすぐ)。北陸系の甕でも口縁端部の処理の違い(北陸ではそのまま引き延ばすところをしっかり面取り)。同じように違っていたりしてそこに他系統ではあっても近江色みたいなものがつくのかなあ。と感心。
夕方までしっかり土器を見て、その後軽く一杯。
でも遠いのでほんとに一杯。慌ただしく帰宅しました。そして、往復で琵琶湖をほぼ一周してしまいました(行きは京都経由、帰りは近江今津・塩津経由)。
正伝寺南の丹後系高杯
同じく東海系高杯。こっちは怠けてケースの中のままでとってしまいました。
2007-03-28 21:04
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