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真福寺 [考古学]

 この真福寺。今は竹膳料理で有名で、私も以前食べにいったことがありますが、そのときは上まで車でゴー。
 今日は、山門から、まずは参道をあがっていきました。
この寺は物部氏建立という伝承があり、白鳳期の塑頭仏頭が伝わっており、7世紀代には確実に創建されていたようです。

 そして、東の谷を挟んだ尾根が、かつて調査が行われたという真福寺東谷遺跡。私はずっと名前にだまされ、谷間にあると思っていましたが、調査地点は尾根の頂上。微かに方形区画溝の跡らしいものも残っていました。
 そして石塔群。見つかった石塔群を集めてあるようなのですが、中世墓地の風景を連想させるようなたたずまいでした。     
ちなみにこの後ろに写っているのは豊橋のGくんです。今回の探訪は彼が音頭をとっている会です。
 
そのあと、岡崎の美博で拝見した真福寺の裏山から採集されたという土師器類、山茶碗類。13世紀前葉を主体としているような土師器皿類。おそらく遺構を破壊したものでしょう。山茶碗類も尾張型の4から6型式ころのものがあり、いい一括資料を見せていただきました。ごちそうさま。


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